vv cinquanta twin
ヴィヴィ シンクワンタ ツイン
1951年発表/2016年復刻
1951年にイタリアの建築家Vittoriano Viganó(ヴィットリアーノ・ヴィガノ)によってデザインされた可動式照明シリーズの一つです。当時のデザイナーによるオリジナルカラーで復刻しています。各シェードの向きを回転させたり、角度をつけられる2灯式のブラケット照明です。間接照明としても直接照明としても使用できる複数の構成を備えた彫刻のブラケットになります。
- Size
- W1130 D538 H524
- Weight
- 5.8kgs
- Material
- spun aluminium reflectors / brass structure
- Lamping
- ※電球付属なし
E26 MAX53W x2
- Designer
- Vittoriano Viganò
- 出荷日目安
- 受注生産につき約6-8週間
- 配送ランク
- c
1919年ミラノ生まれ。画家であり彫刻家でもあるヴィコ・ヴィガノ(Vico Viganò)の息子で、1944年にミラノ工科大学の建築学科を卒業。戦後の建築討論の中心人物であり、ヨーロッパ合理主義の独自の解釈者でもあった彼は、「ブルタリズム」の流れの中の最も重要なイタリア人表現者とみなされていました。工業デザインから建築、インテリアデザインから都市計画、景観計画まで、さまざまな分野で活躍。ミラノの文化的伝統を継承しながら、ヨーロッパや海外の革新的な建築物の出現に常に目を向けていました。そのため、50年代初頭には、芸術家アンドレ・ブロックが主宰する有名なフランス雑誌『L'architecture d'Aujourd'hui』のイタリア特派員となり、その後『Aujourd'hui』の記者に。同時期に、トリエンナーレの展覧会に参加したり、ミラノのブレラ通りにあるいくつかのアートギャラリーの設計もしました。またジノ・サルファッティが設立した〈アルテルーチェ〉社のアートディレクターを数年間務め、数多くの照明器具をデザインし、ミラノのスピガ通りにある旗艦店もデザインしました。
1991年、サンルカ・アカデミーよりイタリア共和国大統領賞(建築部門)を受賞。1994年、ミラノ・トリエンナーレでは、イタリア工業デザインの起源をテーマにした大回顧展のために、彼の家具を再編集して展示しその一部はパーマネント・コレクションに選ばれました。
設置について
取り付けは必ず電気工事の資格を保有している技術者に依頼してください。予め取り付ける壁面もしくは天井を下地材で補強をし、配線を通してください。本アイテムは電源直結式の器具のため、コンセントプラグ等は付属しておりません。ダクトレールコンセントプラグ用のプラグへの変換等は別途加工が必要になります。
※1950年代にデザインされた照明を当時のまま復刻しているため、とても繊細な構造になっております。設置時には必ず説明書を読んだ上で、説明書通りに設置してください。
納期について
完全受注生産品のため、製作期間 約4-6週間 + 輸入・検品期間 約2週間でのお届けとなります。※輸入品のため、やむを得ない事情による納期遅延の可能性がございます。ただし、メーカーの混雑状況によっては追加料金の支払いで納期を短縮することも可能ですので、お急ぎの場合はお問い合わせください。
こちらの商品は店頭で展示していない場合がございますので、現物をご覧になりたい方は事前にお問い合わせください。